ラウンド数をデジタルで抽選する仕組みで大ヒットした「たぬ吉君2」 (1992年・京楽)

初代「たぬ吉くん」と言えばこの機種だ。

ラウンド抽選が無くチャッカーが電チューの2チャッカーしかない変わり種
「たぬ吉君」という機種も同時発売されていたがほとんど見なかった。


古台遺産を昨年リニューアルした時に導入しようと入手し
整備まで済ませていたが問題があった。
170502たぬ吉君_動作不良
一見、大丈夫そうだが回転体が回っていない。

チャッカーに入賞してハネが開放すると勝手にV入賞の動作になる。

その後、玉など入っていないのに即継続をラウンド数だけ勝手に繰り返す。
170502たぬ吉君_ダメ基板
京楽、奥村の台は基板不良が多いので、またかと思いそのまま保管していた。

最近になって運良くもう1枚メイン基板を入手することができた。
170502たぬ吉君_2基板
もう大丈夫だろうと基板を交換して電源をON。

ところが症状は同じだった・・・。嫌な予感がした。

こういう場合だいたい2つのパターンがある。

 (1)メイン基板は問題なくてセル盤側に不具合がある。

 (2)セル盤側に重大な問題があり、このセルに接続したメイン基板をことごとく破壊する。

だいたい(1)だが、まれに(2)の場合がある。

たぬ吉くんは複数所有しているが、そのメイン基板を使わなかったのはそのせいだ。

不具合の場所を特定するために正常な台や部品を使って
切り分けていくという作業は基本なのだが恐怖心がある。

過去にタダでもらった「ロックンビート」を修理しようとして3台お釈迦にしたことがあるからだ。

恐る恐るメイン役物裏のカバーを外すと信じられないことになっていた。
170502たぬ吉君_ハーネス
あきらかに1個ズレて挿さっている。

なんでこんな状態で送られてきたのか?

挿しなおすだけで正常に動作するようになった。
170501たぬ吉君_V
あの状態で通電して無事だったのは奇跡だ。

ただ、後遺症なのか向かって左側の電飾が暗くなってしまっているが
遊ぶのには問題ないので古台遺産へ設置することにした。

セルの特定の部分に痛みがあるもののトータルでは美しさを保っている。

でもこれも見納めだろう。
170502お竜さん
美品だった「お竜さん」も稼働させるとこうなってしまうからツラい。

循環改造台のこの汚れは通常の汚れと違ってセル用クリーナーでは落ちない。

研究の余地がある。