レトロパチンコ★古留斎の“ためになるブログ”

今さらながらブログを始めました。ただいま試運転中です。

まずはじめに私は電気的な知識をどこかで学んだことはほとんどない。
中学校の技術の時間に習ったくらい。

我流でハンダ付けはできる。テスターで電圧を測ったり、導通を確認する程度ならできる。
そのくらいのレベル。

ただ、パチンコ台は山ほどいじっているので場数は踏んでいる。
そこで得た経験上のやり方がほとんどだ。


CRフィーバー大ヤマト2(2004年・三共)でよくある事象。

「起動時に液晶がバグって起動しない」

古台遺産に少し新しい機種を入れる必要が出てきたのでリニューアル時に導入したかったのだが
別の仕事が入ってきたり作業場の問題で12月中ごろから始めて約1か月かかかってしまった。

古台遺産は少人数での運営を強いられているので前回の記事のように毎日温めるなど不可能。
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今回は修理して普通に起動するようになることをめざす。

先に言っておくとこの作業は冬場に寒い部屋でやらなければ意味が薄い。

趣味で所有していてたまに遊ぶ程度なら
前回書いたドライヤーで温めて起動させる方法をおすすめする。

メンテ CRF大ヤマト2 起動しない(1)【完了】

なぜなら壊してしまう可能性が高いからだ。

実際、今回も2回ほど再起不能になりかけた。
大丈夫だったのは運が良かっただけだ。


【普通に起動するように修理する方法】

寒くなると起動しないのならコンデンサの可能性が高いと思い
小型のヒートガンで1つ1つ温めながら動作確認したが犯人はわからなかった。

とりあえず悪そうなのを全部交換していくことにした。
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基板中央よりやや下を温めると起動しやすいように思えた。(勘違い)

ここには小さなコンデンサがある。

写真の丸くて銀色のが面実装タイプの電解コンデンサだ。
ちなみに下の二つは無極性(BP)タイプだと思う。

右にある黒くて大きな筒状のは普通の電解コンデンサ。

面実装コンデンサはメーカーによって表示が違うので耐電圧と容量がわかりにくい。
書いてある数字から推測して買う。

16V10uFかと迷ったが他のコンデンサの表記や大きさを比べて10V16uFを選択した。
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あと47uFだと思ったが大きさが違いすぎるものもあった。
よく見たら表示が「.47」だったので0.47uFにした。たぶん正解だろう。

面実装コンデンサは取り付けが難しいので普通のコンデンサの足をまげて使う。

105℃品に拘った時期もあったが85℃品で十分だ。

足が長くなるので絶縁チューブで必ず絶縁する。ビニールテープではダメ。
ケースに戻す際に曲げることになるから必ずやる。やらないとショートする。
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経験上小さなコンデンサは劣化しやすいと思っていた(真偽不明)のでまずこれらを全部交換した。

面実装コンデンサは2本のハンダごてで同時に足のハンダを温めると取れる。
ただ結構な時間温めなければならないので他の部品が熱で壊れないか心配になる。

基板を立ててやるとポロっと落ちる。
落ちたコンデンサは手に持てないくらい熱いので注意。

外した部分にハンダを盛って新しいコンデンサをハンダづけする。
もちろん極性に注意。
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小型のコンデンサがある赤丸の部分をすべて交換したが起動しなかった。

メンテ CRF大ヤマト2 起動しない(3)【完了】 へ続く

CRフィーバー大ヤマト2(2004年・三共)でよくある事象。

「起動時に液晶がバグって起動しない」
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2015年まで上本町のハイハイタウンに「ニュー天山閣」というホールがあった。

ちょっと懐かしい機種がたくさん残ってるのが売りでCRF大ヤマト2も1台設置されていたが
冬に行くと 「冬場は画面が出ないので春までお休みします」 といった内容の張り紙がしてあった。

これがヒント。


【とりあえず起動させる方法】

液晶裏の基板を温めてから電源を入れる。
温めるのはド真ん中よりやや右のあたりがベストと思われる。

人によってはホッカイロ、ホカロンなどを貼るという人もいるがドライヤーが良い。

なぜなら一度起動すればあとは温める必要はないから。

それに基板が熱くなると熱暴走や他の故障が出る可能性が高くなる。
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電源を入れて役物の電飾が復活すればもう少し。

写真では透明の基板ケースが外してあるがケースの上からで良い。
ケースの穴から吹き込ませる感じ。

再び電源を落として温める。
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普段は見れないROMチェック画面が出ることもある。
ここまで来ればゴールはかなり近い。

電源を落としてあとちょっとだけ温めれば起動する。
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一度起動すればもうバグったりはしない。
今のところ。


【現役で設置しているホールの方へ】
台の裏あたりに樋用のヒーターを設置して朝だけ電源が入るようにしておけばいいと思いますよ。
末永く設置されることを希望します。

CRフィーバー大ヤマト2(2004年・三共)でよくある事象。

メインデジタル上部の3連カノン役物が動かなくなる。
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正常なら電源を入れると1回スイング動作をして所定の位置に戻るけど動かない。

モーターを交換すれば当然動くようになりるけどそれは修理じゃない。最終手段だ。
部品も限りがある。貴重なのでであくまで現物修理を目指そう。
長く維持していく気持ちが大切だ。

「動きが鈍い」「モーターが熱くなる」「モーターから異音」は故障の前兆。

この時、手で強引に役物を動かすとプラスチックが割れて再起不能になる。

役物裏に3つのモーターがある。
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このモーターの配線は抜けるので修理しない場合でも抜いておくといい。
発熱や焼き付きの防止になる。

ここからはパズル。必ず写真を撮りながらすすめる。今回もこれで救われた。

モーターとギアボックスを固定しているビス2本を外すと問題の場所が現れる。
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ギアが脱落すると元の場所がわからなくなるので要注意。

またギアの軸も固定はされていない。
たくさんある穴のどれかに刺さっているだけ。

極小のシリコンみたいな素材でできたスペーサーがあった。
写真ではわかりにくいがモーター側のグリスにくっついていた。
気づかなかったら終わっていた。

運が悪いと外す時にくっついてこうなる。
ギアがバラバラ。
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この場合、ギア場所を推理して元の位置に戻してから作業を続ける。
全部のギアが連動して回ればほぼ正解。

グリスは変質していてネバネバになっている。ギアが回らない。

極細のマイナスドライバー、つまようじを使い固着したグリスを削る。
最後にブレーキパーツクリーナーをしみこませた綿棒でグリスを除去。

新しいグリスは金属でもプラでもOKというプラモデル用のコレを使った。
これが正解かは不明。
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元通り組み立てて完了。
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実はこの作業をしても真ん中のカノン役物は動きが少しだけ鈍い状態だった。

おそらくモーター内部のグリスも劣化しているのだと思われる。

モーターをドライヤーでガンガンに温めたら以後は正常になった。応急処置だ。

今は真冬なのでこのまま様子見だな。

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